上下とも化繊の物を用意してください。 綿の衣類は汗や雨で濡れると重く動きにくいうえ、乾燥も遅く汗冷えの原因 にもなりますので着用は避けてください。パンツは立体裁断やストレッチ性を持たせてある物だと上り下りの際、足の動きを妨げないので快適に歩けますよ。特に秋〜春にかけては汗冷えする事もあるのでフリースや薄手のダウン等の防寒着を用意するようにして下さい。夏はレインウェアで代用できます。一泊登山の場合、春や秋は夜間10度前後まで冷え込みますので必ず防寒着を準備しておいてください。
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参考までに春から秋にかけての基本的な服装について書かせていただきました。快適に屋久島登山を楽しむためにも服装には気を配りたいところです。登山用品のレンタルを上手く活用して必要なものだけ揃える様に工夫する事をオススメします。リンク集に登山用品レンタル店のホームページも掲載していますのでご利用ください。
上下とも化繊の物を用意してください。 綿の衣類は汗や雨で濡れると重く動きにくいうえ、乾燥も遅く汗冷えの原因 にもなりますので着用は避けてください。パンツは立体裁断やストレッチ性を持たせてある物だと上り下りの際、足の動きを妨げないので快適に歩けますよ。特に秋〜春にかけては汗冷えする事もあるのでフリースや薄手のダウン等の防寒着を用意するようにして下さい。夏はレインウェアで代用できます。一泊登山の場合、春や秋は夜間10度前後まで冷え込みますので必ず防寒着を準備しておいてください。
上下二分割の透湿性を持ったレインウェアが最適です。風の強い日や寒い日は防寒具代わりにもなるので晴れていても携行してください。雨天時にポンチョを使用している登山者を見かけますがポンチョは足元が見えにくいうえ裾が大きく広がるので枝等に引っかかりやすく破れや転倒につながる恐れがあるので登山道ではオススメいたしません。
雨の多い屋久島ではゴアテックス等の防水透湿性のシューズが最適です。 雨が降ると登山道が小川の様になります。沢を渡ったり小さな沢が登山ルートになっている場所もあるので防水シューズが重宝します。また、概ね購入後3〜4年以上経つ様な古いシューズは見た目が綺麗でも突然ソールが剥がれるトラブルが頻発していますので使用は避けてください。 新しいシューズを購入するかレンタルシューズの利用を検討してください。
登山道では木や岩を掴んで上り下りをする事もあるので手袋があると便利なシーンが多々あります(滑り止めの付いた軍手でもOK)。また、春先や秋口の気温の低い季節には「インナー手袋+アウターグローブ」が防寒の意味でも有効です。
宮之浦岳等の森林限界を超えた奥岳登山や山の山頂では直接日差しを受けるので帽子があると便利です。また、雨の日は帽子を被った上からレインウェアのフードを被ると視界が確保出来るので一つ用意しておくといいかもしれません。ゴアテックス製のハットだとある程度の雨ならフードを被らなくても対応できますよ。
日帰り登山では20〜30L、一泊登山では40L以上の容量を持ったザックが適しています。開口が上部のみの一気室の物より底部やサイドにも開口を持ったザックを選ぶと荷物の出し入れもしやすく使いやすいですよ。最近ではハイドレーションを装備できるモデルも多くあるので組み合わせて使うのもオススメです。
100ルーメン以上の明るさを持ったモデルが使いやすいです。それより暗いと足場の悪い山道では少し役不足の感が否めません。懐中電灯でも対応できますが両手をフリーに出来るヘッドライトをオススメします。また、単三電池や単四電池を使用したモデルを選ぶと電池を切らした時、島内でも入手しやすく安心です。
水の豊富な屋久島では500mlペットボトルが1〜2本あれば対応できます。
水場が多いので大量の水を持ち歩かなくてもそのつど補給できるので大きなボトルは必要ありません。ハイドレーションを使うとそのつどボトルを出す必要がないので手軽に水分補給が出来ます。気温が下がる春先や秋口は保温性に優れたボトルに暖かい飲み物を入れて携行しておくのもいいですヨ。
ストックを使い慣れている方は使用していただいて結構です。ただし、使い慣れていない方や初めて使用される方は状況に合わせてケースバイケースで使用してください。特に急な登り下りではストックに頼るとかえって危険な場面もあります。難所を通過する時は手で木や岩を掴んだ方が安全で確実な場合も多々あります。
歩きやすい登山道やトロッコ道では折りたたみ傘でも対応出来ます。
また、一泊登山で雨に降られた時などは宿泊地に着いてから外に出るとき(トイレ等)にあると重宝します。
3シーズン対応のシュラフが使い勝手も良くオススメです。暑いときはファスナーを全開にして掛け布団のようにして使うと快適です。シュラフにはダウンと化繊の物がありますが登山で使うには軽量でコンパクトなダウン製がベターです。ただし水に弱いので防水スタッフバッグやビニール袋で厳重にパッキングする様にしてください。
ウレタン式の物と自動膨張式のインフレーターマットがあります。寝心地や収納サイズの小ささではインフレーターマットに分が上がりますがマットに穴が開くと空気が漏れて使えなくなります(大抵、商品に補修キットが付属していますが・・・)。その点、ウレタンマットはパンクの心配もなくどこでも安心して使用できます。
各月の気温については気象庁から各月平均気温データーが公表されているので下記リンクを参考にしてください。
なお、気温データーは平地のものですので注意してください。
一般に標高が100m上がると気温は0.6度下がると言われています。標高1000mですと平地より-6度、標高1900mを超える宮之浦岳ですと-11.4度低い気温になります。また、風があると風速1mで体感温度は1度下がると言われていますのでその点も十分考慮してください。